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ソニーは、なぜレコードを捨てなかったのか 7年ぶり新プレーヤー投入の背景(1/5 ページ)
ソニーが7年ぶりにレコードプレーヤーの新製品を投入した。ストリーミングが主流の時代でも、なぜ同社はレコード事業を続けてきたのか。拡大するアナログ市場の実態や、若年層に広がる新しい音楽体験を担当者に聞いた。
ソニーは2月14日、7年ぶりとなるレコードプレーヤーの新製品を発売した。詳細な販売数は非公開だったが、予約数は想定を上回り、売れ行き好調だという。しかし、ストリーミング全盛の時代に、なぜソニーはアナログの新製品を投入したのか。商品企画部の三浦愛さんに話を聞いた。
今回発売したのは「PS-LX3BT」(ソニーストア販売価格4万700円)と、上位モデルの「PS-LX5BT」(同4万9500円)だ。両機種ともBluetooth接続に対応し、ワイヤレスイヤフォンやスピーカーでも手軽にレコードを楽しめるようにした。
PS-LX3BTはエントリーモデルとして、レコードをこれから始めたい若い世代や、初めてプレーヤーを購入する層がターゲットだ。一方、上位モデルのPS-LX5BTは、若い頃にレコードに親しみ、再び楽しみたい40〜60代や、より高音質なプレーヤーへのステップアップを求める層を想定する。
宣伝ビジュアルも意図的に分け、エントリーモデルはヘッドホンで聴くシーンを前面に出し、上位モデルはアンプとスピーカーによる本格的な環境を訴求した。
国内では上位モデルの売れ行きが好調で、店頭にて2機種を聴き比べた購入者からは、「音の差がはっきり分かる」という声が多く寄せられており、納得した上で上位機種を選ぶ傾向が強いという。
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