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ソニーの“着るエアコン”が売れ続ける理由 生産量は初代比10倍に拡大(2/3 ページ)

ソニーの“着るエアコン”「REON POCKET」が販売を伸ばしている。スーツでも目立ちにくい設計や猛暑の深刻化を背景に需要が拡大。生産量は初代比約10倍に達し、海外展開も広がっている。

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売れ続ける理由は?

 生産量は、初代モデルと比較して約10倍規模に拡大し、REON POCKET 6も発売後の売れ行きは計画通りに推移しているという。売れ続ける理由について同社は、冷却性能や駆動時間といった基本性能に加え、「衣服の下に装着でき、目立ちにくい」点を挙げる。

 スーツ姿でも違和感なく使えるため、電車通勤が多い都市部のビジネスパーソンに支持されてきた。購入者層はオフィスワーカーが中心だが、近年は30〜40代女性からの関心が高まり、女性ユーザーの比率も徐々に上昇しているという。

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多様な首元にも対応する

 気候変動の影響も大きい。気象庁のデータによると、2025年の東京の猛暑日数は29日と過去最多を記録した。「都市部で猛暑が深刻化する中、小型・軽量で衣服の下に隠れてビジネスシーンでも使えることが唯一無二の価値として評価されている」と同社の担当者は分析する。

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ネックバンドには「アダプティブ・ホールドデザイン」を採用

 海外での販売も好調に推移しており、欧州では昨年比約3倍を記録している。欧州は伝統的な建物に空調を後付けしにくい構造的な事情があることに加え、近年の熱波が需要を押し上げているようだ。

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