インタビュー
ソニーの“着るエアコン”が売れ続ける理由 生産量は初代比10倍に拡大(3/3 ページ)
ソニーの“着るエアコン”「REON POCKET」が販売を伸ばしている。スーツでも目立ちにくい設計や猛暑の深刻化を背景に需要が拡大。生産量は初代比約10倍に達し、海外展開も広がっている。
海外展開と今後の展望
現在、REON POCKETは20カ国・地域で販売している。2024年時点では、英国や東南アジアへの展開にとどまっていたが、2025年には欧州各国、中東、オーストラリアへ販路を拡大。2026年はREON POCKET PRO Plusの販売を米国とニュージーランドにも展開し、22カ国・地域となる予定だ。
海外市場では、公共交通機関で通勤する人が多い韓国でも、同様の需要が生まれているという。日本市場で培ってきたビジネスパーソン向けの価値がそのまま通用している形だ。
今後は、多様なユーザーに対応するラインアップの拡充を進めるとともに、法人向け事業にも引き続き注力する方針だ。担当者は「世界的に気温上昇が続く中、個人・法人の双方に向けて、快適性と省エネルギーを両立するソリューションを提供していきたい」と語る。
猛暑が予想される今夏も、需要はさらに高まりそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ドンキ、“風がスースー”の布団を投入 エアコンつけっぱなし時代の新寝具
ドン・キホーテが、ファン付き掛け布団「涼風めぐる夢見ブランケット」を発売した。冷感寝具市場では「触った瞬間の冷たさ」から、「朝まで続く涼しさ」へと需要が変化している。
「ファン付きウェアの次」は“冷やす服” サンコーの「冷蔵服」が累計12.8万台を突破した理由
猛暑が常態化する中、ファン付きウェアに代わる新たな暑さ対策として「冷やす服」が広がり始めている。サンコーの「冷蔵服」は発売1カ月で2.5万台、累計12.8万台を突破するヒットとなった。その理由を探る。
ソニーは、なぜレコードを捨てなかったのか 7年ぶり新プレーヤー投入の背景
ソニーが7年ぶりにレコードプレーヤーの新製品を投入した。ストリーミングが主流の時代でも、なぜ同社はレコード事業を続けてきたのか。拡大するアナログ市場の実態や、若年層に広がる新しい音楽体験を担当者に聞いた。
工事不要で“涼しい部屋”を増やす ビックカメラの「置くだけエアコン」新モデル登場
ビックカメラは、PB「ビックアイデア」から、工事不要で使える冷房機器として「スポットエアコン」と「ポータブルルームエアコン」を5月中旬に発売する。


