インタビュー
ドンキ、“風がスースー”の布団を投入 エアコンつけっぱなし時代の新寝具(1/3 ページ)
ドン・キホーテが、ファン付き掛け布団「涼風めぐる夢見ブランケット」を発売した。冷感寝具市場では「触った瞬間の冷たさ」から、「朝まで続く涼しさ」へと需要が変化している。
猛暑の常態化で、夏の寝具に求められる機能が変わりつつある。「触れたらひんやり」が主流だった冷感寝具市場に、ドン・キホーテはファン付き掛け布団「涼風めぐる夢見ブランケット」(1万999円)を5月15日に発売した。
同商品は、掛け布団の下部にシロッコファンを搭載し、蒸れや熱のこもりを軽減する。生地の外側は接触冷感素材を採用し、防風生地により風が逃げにくい構造とした。ファンは取り外しでき、布団本体は洗濯可能だ。
サーモグラフィー試験では、一般的な掛け布団と比較して体表面温度が約3.7度、布団内の湿度が約18.3%それぞれ低下した(室温28度、湿度70%、20〜50代男女5人、同社調べ)。
ドンキは2023年から、冷感繊維を使った寝具「極冷感シリーズ」も展開しており、シリーズ累計売り上げは11億円を突破している。中でも「極冷感敷きパッド」は、毎年6万枚以上を販売している。
極冷感シリーズが冷感素材による「触った瞬間の冷たさ」を訴求するのに対し、夢見ブランケットは風の循環による「持続的な涼しさ」を狙う。同社の家電担当者は「熱帯夜が常態化する中で、エアコンをつけたまま寝る人が増えている点に着目した」と語る。
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