インタビュー
ワークマンの“冷感Tシャツ”がヒット連発 累計180万枚超えの次に来るのは?:「-10℃」シリーズ(1/3 ページ)
ワークマンの夏向け新作アイテム「氷撃冷感 -10℃ 半袖Tシャツ」(580円)が売れている。特徴やヒットの要因を聞いた。
ワークマンが発売した夏向けの新作アイテム「氷撃冷感 -10℃ 半袖Tシャツ」(580円)が好調だ。同社では2021年より累計180万枚以上を売り上げているヒット商品「放熱冷感半袖Tシャツ」(499円)を手掛けているが、新作アイテムのTシャツは2025年のみで既に約60万枚販売。従来の人気アイテムを上回る勢いで売れている。
2025年新作の氷撃冷感シリーズは、これまでの冷感アイテムと何が異なるのか。特徴や人気の理由を広報部の担当者に聞いた。
汎用性のある商品ラインアップを展開
ワークマンでは創業当時より、作業現場で働く人々に向けた高機能Tシャツを多数開発してきた。近年は夏向けアイテムとして、作業員だけでなく一般客も含めて日常使いで“ひんやり”過ごせる冷感機能を強化した商品を展開している。
2025年の新作「氷撃冷感シリーズ」は、作業用インナーとしても、アウトドア用としても使える半袖・長袖Tシャツなど、全6種類のアイテムをラインアップしている。
特徴は、複数の冷却技術を組み合わせた機能を備えている点だ。さらに、仕事でも私生活でも使い回せるよう、価格は1枚当たり580〜780円に抑えている。
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