インタビュー
“ひんやり”が1.5倍持続! 冷感ウェア「氷撃α」が好発進 3社のコラボ技術で“海外”が見えてきた:日本発の素材(1/5 ページ)
暑さ対策が迫られるなか、クーリングウェア「氷撃α」が発売された。2017年から発売されているクーリングウェア「氷撃フリーズテック」の進化版で、従来製品の約1.5倍の冷感持続性を持つという。国内のみならず米国でも反響があるというが、どんな製品なのか。
今年も酷暑がやってきた。暑さ対策が迫られるなか、世界初(※)の素材を使ったクーリングウェア「氷撃α(ひょうげきアルファ)」が発売された。
(※)商業販売されているオレフィン系樹脂として。2024年5月21日発表時点。住友化学調べ。
これは2017年にリベルタ社(東京都渋谷区)から発売されている「氷撃フリーズテック」の進化版で、住友化学が開発した温度調整機能を持つ繊維「コンフォーマ(R)」と、インナーウェアを手掛けるユタックス(兵庫県西脇市)の冷感プリント技術をかけ合わせることで、従来製品の約1.5倍の冷感持続性を持つという。
2024年はテスト販売の位置付けで、リベルタ社のオンラインで6月下旬に発売したところ、1週間ほどで全商品が完売した。野外で働く従業員を多く抱える企業からの引き合いも強く、B2Bでも売れ行きが良いそうだ。
さらに、2024年3月には米国に現地法人を設立し、現地でも氷撃αの新規販路開拓を進めている。
氷撃αが持つ冷感持続性の特徴や発売後の反響について、リベルタ社の執行役員 第二戦略部 部長 佐々木聡氏に聞いた。
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