インタビュー
「空調服の次」は“冷やす服” サンコーの「冷蔵服」が累計12.8万台を突破した理由(1/4 ページ)
猛暑が常態化する中、空調服に代わる新たな暑さ対策として「冷やす服」が広がり始めている。サンコーの「冷蔵服」は発売1カ月で2.5万台、累計12.8万台を突破するヒットとなった。その理由を探る。
猛暑が年々厳しさを増し、外気温が体温を超える日も珍しくない。暑さ対策としてファン付きウェア(空調服)の利用が広がる中、サンコー(東京都千代田区)が販売する「冷蔵服」が支持を集めている。
小型冷蔵庫にも使われるペルチェ冷却プレートで直接体を冷やす仕組みで、4月10日に発売した2026年モデル(ベスト2万2800円、半袖2万4800円)は約1カ月で2万5000台を出荷。シリーズ累計は、12万8000台を突破した。
冷蔵服は、背中にペルチェ冷却プレートを密着させ、左右2基のファンで送風する「冷却+送風」のハイブリッド構造だ。従来の空調服がファンで外気を取り込み、衣服内を循環させるのに対し、冷蔵服はプレートが直接肌を冷やす。外気温から最大マイナス19度まで冷却でき、約3秒で冷たさを感じられるという。
2026年モデルでは、ベストと半袖の2タイプを展開している。ファン1基当たりの最大風量を約43リットル/秒にパワーアップし、裏地にチタン加工を施して遮熱性を高めたほか、推奨バッテリーとして発火リスクの低いリン酸鉄バッテリーを採用した。冷却ユニットを取り外せば洗濯もできる。
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