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ワークマン、気温45度想定のウェア発売へ 「日本の夏は災害の域に達している」(1/2 ページ)

ワークマンは、酷暑対策の新製品発表会を開催し、45度を想定したファッションショーを実施した。暑熱軽減ウェア「XShelter」シリーズや電動ファン付きウェアを拡充し、夏物販売を一段と強化する。

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 ワークマンは4月15日、「UV&酷暑対策 新製品発表会」を都内で開催した。猛暑を想定したファン付きウェアや暑熱軽減ウェア「XShelter」シリーズなど、酷暑対策製品を大幅に増産する。


45度想定のファッションショー開催(提供:ワークマン、以下同)

 発表会では、スポットライトや遠赤ヒーターなどで真夏の高温環境を再現したサバイバルファッションショーを開催。UVカットパーカーやXShelterシリーズなどを着たモデルたちがランウェイを歩き、酷暑下での着用シーンを訴求した。

 専務取締役の土屋哲雄氏は「日本の夏はもはや災害の域に達している。45度になりつつある猛暑こそビジネスチャンスだと思っている」と意気込んだ。

XShelterシリーズに「45度対応モデル」

 注力商品の柱となるのが、独自開発の暑熱軽減素材を採用したXShelterシリーズだ。2026年1〜8月に63億円の売り上げを計画する。遮熱、UVカット、冷却など16機能を備えた断熱ウェアで、ジャケット、ベスト、シャツなど一般向け衣料にもラインアップを広げた。


「XShelter」シリーズ

 「XShelterは暑さ・寒さを回避する断熱ウェア。当初は冬物が強く、2025年冬に50億円くらい売れたが、今年から夏物に注力する。全体で278万点・63億円、去年の8倍売っていく」(土屋専務)

 XShelter素材を使用した電動ファンウェア「XShelter暑熱α コンバーチブルファンジャケット」(4900円、ファン/バッテリー別売り)も投入する。ファスナーを顔まで上げると頭部まで覆える仕様で、顔や頭にも風が巡る設計とした。


「XShelter暑熱α コンバーチブルファンジャケット」

 さらに東レと共同開発した「XShelterΩ」も発売する。通気性と遮熱性を高めた気温45度対応のワークウェアで、価格は上着4900円、パンツ3900円。


「XShelterΩ」

 土屋専務は「自社技術だけでは40度くらいまでだが、東レの技術を使って45度に対応できる。非常にマニアックな商品だが、このまま気温上昇が続くと普通の商品になると思っている」と話した。現時点では作業服向けだが、2026年夏に国内最高気温41.8度が更新されれば、一般向け展開も検討する。

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