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ワークマン、気温45度想定のウェア発売へ 「日本の夏は災害の域に達している」(2/2 ページ)

ワークマンは、酷暑対策の新製品発表会を開催し、45度を想定したファッションショーを実施した。暑熱軽減ウェア「XShelter」シリーズや電動ファン付きウェアを拡充し、夏物販売を一段と強化する。

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電動ファンウェア、一般客向けへ拡大

 2026年夏は、「電動ファン付きウェア」や冷却効果のある電子部品を使用した「半導体直冷ウェア」の販売対象を一般生活者にも広げる。売上計画は作業向け150億円、一般向け53億円とした。


「電動ファン付きウェア」

 「半導体直冷方式ベスト」(2万9800円)は、表面温度マイナス5度の冷却プレートを昨年の5カ所から7カ所に増やし、冷却性能を高めた。

 ファン付きウェアでは、膨らみを抑えてシルエットを整えた女性向けや、キッズサイズも展開する。ジョギング、ウォーキング、スポーツ観戦、子どもの応援、犬の散歩、フェスなど日常利用を見込む。

「不審者パーカー」を増産

 UV対策では「クールUV サンシェードパーカーEX+」(2300円)など女性向けUVカットウェアシリーズで前年の2.5倍となる32億円の販売を計画する。


「クールUV サンシェードパーカーEX+」

 同商品は、フードをかぶってファスナーを上げると、顔を完全に覆える仕様がSNSで話題となり「不審者パーカー」の通称で拡散。2025年夏には2万6000点が即完売した。

 もともとは農作業向けに虫除け・日差し対策として開発したもので、ファスナーを上げて全面を閉じても内側からの視界を確保できる設計だという。2026年モデルでは、顔を覆ったままでも呼吸しやすいよう口元に目立ちにくい通気穴を追加し、着用時の飲水もしやすくした。


夏物の売上比率を上げる

 ワークマンはこれまで防寒衣料が売り上げの中心だったが、近年は猛暑対策商品の伸長で構成比が変化している。

 10年前は売上高の65%を冬物が占めていたが、現在は夏物が6割、冬物が4割と逆転した。2027年3月期には夏物比率を65%まで高める計画だ。夏物商品の競争力を高めることで、台湾や東南アジアへの展開もしやすくなるとみている。

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