インタビュー
タレントマネジメントを実践する企業の実情(1/6 ページ)
タレントマネジメントを導入する企業が増えつつあるが、具体的にどのように活用しているのか。インテリジェンスHITO総合研究所の渕田任隆氏に話を聞いた。
タレントマネジメントの注目が集まっている。その背景として何があるのか。インテリジェンスHITO総合研究所の執行役員である渕田任隆氏によると、社会環境、経営環境の変化や人事マネジメントに対する考えの変化を挙げ、新たな価値を創造して厳しい競争を勝ち抜くためには、人材の希少価値(個別具体的な能力や資質)を重視した人材マネジメントが必要だという。
また、どのようなタレントマネジメントを取り入れるかという点については、(1)人材の多角的な評価と見極め(2)育成につながるチャレンジングな環境への配置(3)キャリアプランを自ら考えるための動機付け、という3つの要素を企業のビジネスモデルの特性に合わせて考えていかなければいけないという。
前編ではそのような話を中心にうかがったが、では実際に企業はどのように具体的にタレントマネジメントを実践しているのか。また、企業が陥りやすい落とし穴はあるのか。渕田氏に聞いた。
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