連載
「SMAP」はどうなってしまうのか スポーツ界で最も慌てたのは:赤坂8丁目発 スポーツ246(5/5 ページ)
独立騒動の渦中にあるSMAPが、グループの存続を宣言した。テレビを見て「すっきりしないなあ」と思われた人も多いと思うが、スポーツ界も同じ。中でも最も慌てているのは……。
中居の動向を凝視
しかしながら、そうかと言って中居に代わって別の“ジャニタレ”を起用しにくいのも、また事実。例えば、同じジャニーズ所属でスポーツ関連のキャスターなどを務めた経験を持つ人気タレントには嵐の櫻井翔やKAT‐TUNの亀梨和也、TOKIOの国分太一らがいる。
だが業界内には「もし代わって彼らのうちの誰かを次のWBCで起用すれば、世間からはヘンに勘ぐられ『ジャニーズから圧力がかかって中居を起用できなくなり、別の所属タレントを使ったのだろう』と色メガネで見られやすくなる。そう考えられる危険性があるとすると、公式スポンサーも嫌がって集まりにくくなるのではないか」と懸念する声がある。
話を総合すると、侍ジャパンに関わる関係者の大半が「来年のWBC公認サポーターを務められるのは中居さんしかいない」と結論付けているのは間違いないところ。とにかく今後、ジャニーズ事務所に屈して表舞台からフェードアウトするようなことにはならないでほしい。そして、これまで通りに元気いっぱいのキャラクターを貫き、侍ジャパンをサポートして欲しい――。
中でも特に来年3月のWBC参加で侍ジャパンのビジネスチャンスをさらに広げたいNPBの関係者たちはこう祈るような思いで、そのキーパーソンとなるべき中居の動向を凝視している。
※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ベッキーの謝罪会見は、なぜ「質問禁止」だったのか
人気タレントのベッキーに、初スキャンダルが発覚した。所属事務所内でベッキーは緊急会見を開いたものの、メディアからの「質問」は一切受け付けなかった。果たしてこの戦略は“正しかった”のか、それとも……。
“ハンカチ王子”斎藤佑樹の人気はなぜ凋落したのか
かつて“ハンカチ王子”として脚光を浴びた日本ハム・斎藤佑樹投手の人気が凋落している。成績がパッとしないから仕方がない部分もあるが、なぜKYな言動を繰り返すのか。その裏にあるのは……。
安藤美姫はよく批判されるのに、なぜ“売れっ子”なのか
元フィギュアスケートの世界女王・安藤美姫さんがスペインのリンクに登場した。プロフィギュアスケーターとして華やかな演技を見せたこともあって、海外メディアからは好意的な報道が目立った。しかし、母国の日本では彼女の評判はよくない。
ファミレスでタダでバラまく新聞が、「軽減税率適用」を求める理由
ホテルやファミレスなどで新聞が無料で配られているのにも関わらず、読んだことがない人も多いのでは。大量の新聞紙が「刷られて、運ばれて、廃棄されて」いるわけだが、筆者の窪田氏はあることにスッキリしないという。それは……。
フジテレビの年末・総合格闘技イベントは本当に「大健闘」だったのか
昨年末、フジテレビの全面バックアップによって、総合格闘技『RIZIN』が開催された。視聴率は7.3%。実行委員長はTwitterで「皆さんのおかげで大健闘の数字を頂けました」とツイートしているが、本当に“大健闘”と言えるのだろうか。