北海道エリアで最大手となるコンビニエンスストアのセイコーマートは4月1日付けで、会社の商号を「セコマ」に変更する。2月25日に開催された定時株主総会で決定した。ストアブランドは「セイコーマート」を継続する。
同社グループにおけるリテール事業の位置付けを変更し、「リテール事業」「物流・サービス事業」「原料・製造事業」の3事業を柱としていく。それに伴い、現在の商号を変えるとともに、3事業の企画、管理、サポート、新規事業開発を会社の中心業務に変更する。
リテールブランド「Seicomart」および「Seicofresh」は順次、新ブランド「Secoma」に変更する。
2016年1月末現在、セイコーマートは北海道で1086店、関東で97店をチェーン展開している。
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