自分の職種は何位? 2015年職種別年収ランキング:マネーの達人(2/2 ページ)
2月、厚生労働省が「平成27年賃金構造基本統計調査」を発表しました。それを元に、職種別の年収ランキングを作成しましたのでご覧ください。
つづいて、65〜1位はこのようになっています。
1位は航空機操縦士(パイロット)で、年収1291万円。2位は医師で年収1284万円、3位は大学教授で年収1009万円となりました。その他上位の職種を見ると、医療、教育、会計士や税理士、弁護士などの士業が高年収であることが分かります。
ちなみに、全職種の平均年収は441万円。お気付きの人もいるかと思いますが、年収441万円以上の職種は47位までです。
高年収の職業に就くには投資も必要?
このように、年収の高い職種に就くにはそれなりの投資も必要だということが分かります。「私立の医大に通う学費でマンションが買える」と言われることもあります。資格さえとれば安泰と思われがちな士業も、資格を取るために専門学校に通うなど、それなりの学費がかかります。
もちろん、ごく一般的な会社員でも高年収の人はいますし、今回ご紹介したランキングはあくまでも平均の数字です。個人的にはこういうランキングに左右される必要はないと思っていますが、もし、転職や進路で迷っている人は参考にするのもいいかもしれません。(吉見夏実)
著者プロフィール:
吉見夏実
マネーの達人 編集部ライター
1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はむだ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、むだなくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。保険会社勤務時代にファイナンシャルプランナーの資格(ファイナンシャルプランニング技能士3級)を取得。また、現在は通信大学にて教員免許を取得するべく勉強を続けている。
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