中古車販売のガリバーインターナショナルは6月15日、データ解析などを手掛けるUBIC子会社のRappa(ラッパ)と共同で自動接客サービスを開発し、9月にも導入すると発表した。ガリバーのオンラインサービス「クルマコネクト」に、UBICの人工知能「KIBIT」(キビット)を導入し、顧客の希望に応じたクルマを自動的に推薦する。
今年1月に始めた「クルマコネクト」は、PCやスマートフォンから好みのクルマを容易に選べるようにするサービス。クルマのスペックや写真を見ながらチャットでアドバイザーに相談でき、店に行く時間がない人などのクルマ探しを支援する。
共同開発では、このチャット機能にKIBITを導入。「デザイン」「燃費」「使い勝手」「パワー」などを含めた客の要望を学習させ、ガリバーが保有する約2200種類のレビューをもとにおすすめのクルマを自動的に提案する。KIBITはユーザーの好みを学ぶことができ、質の高いレコメンドが可能になるという。
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