インタビュー
フマキラーの蚊取り線香が、なぜインドネシアで売れたのか:水曜インタビュー劇場(蚊公演)(7/7 ページ)
フマキラーの海外展開が絶好調だ。アジアや中南米を中心に進出しているが、売り上げはインドネシアがトップ。1990年に進出してから7年間も赤字が続いていたのに、なぜトップブランドに成長することができたのか。
日本の蚊はものすごく弱い
山下: すべての国の蚊を分析したわけではないので、よく分かりませんが、インドネシアのモノよりもミャンマーの蚊のほうが強いですね。あと、インドの蚊もそこそこ強い。なぜ薬剤に強い蚊が生息しているのか。その理由は、まだよく分かっていないんですよね。「農薬をたくさん使っているうちに、蚊の抵抗力が増した」といった指摘もありますが、仮説の域を越えていません。
土肥: ちなみに、日本の蚊はどうでしょうか?
山下: ものすごく弱いですねえ。私たちが知る限り、日本より弱い蚊は知りません。
土肥: インドネシアとかミャンマーで売っている蚊取り線香を使えば、日本の蚊はイチコロなわけですね(笑)。本日はありがとうございました。
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