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日本の人口、7年連続で減少 減少幅は過去最大
総務省が発表した今年1月1日時点の人口動態調査によると、国内に住む日本人の人口は7年連続で減少し、減少幅は過去最大だった。
総務省が発表した住民基本台帳に基づく今年1月1日時点の人口動態調査によると、国内に住む日本人の人口は1億2589万1742人(前年比27万1834人減)で、2009年をピークに7年連続の減少となった。減少幅は調査を始めた1968年以降で過去最大。
都道府県別で人口が最も少ないのは、鳥取県(57万5418人)。次いで島根県(69万5113人)、高知県(73万6391人)。
前年比で人口減少数が最も多かったのは、北海道(3万2545人減)だった。次いで兵庫県(1万9128減)、新潟県(1万8690減)と続き、減少率では、秋田県(1.2%減)、青森県(1.1%減)、山形県(0.9%減)の順だった。
一方、最も人口が多い都市は東京都(1296万6307人)で、神奈川県(896万1724人)、大阪府(865万8164人)が続く。人口の増加数でも1位が東京都(8万6164人増)、2位が神奈川県(1万1064人増)だった。
人口上位の9都道府県(東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県、千葉県、兵庫県、北海道、福岡県)が、全国人口の53.6%を占めており、大都市圏への人口集中が続いている。
また、外国人住民(217万4469人)は、東京都、大阪府などを中心に、11万1562人増加(5.41%増)し、高い伸びを示している。
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