東京駅でロボットが訪日客対応 JR東と日立が実証実験

東日本旅客鉄道（JR東日本）と日立製作所は、ロボットを活用した訪日客対応の実証実験を東京駅で実施する。

[ITmedia]

　東日本旅客鉄道（JR東日本）と日立製作所は9月26日、ロボットを活用した訪日客対応の実証実験を東京駅内で実施すると発表した。

　接客・案内サービスを行う対話型ヒューマノイドロボット「EMIEW3」を活用し、東京駅丸の内北口の「JR東日本トラベルサービスセンター」で実施する。期間は10月3日〜28日。

対話型ヒューマノイドロボット「EMIEW3」

　訪日客の質問に対して、ロボットが音声案内（日本語・英語・中国語）をするほか、併設したディスプレイ上に画像や動画を表示させ、発着する列車、駅構内・周辺施設、駅周辺の観光名所などの案内を行う。

　両社は「今回の実証実験を通じて、駅空間でのロボットによる接客サービスを実現する上での技術的な課題を明確化させ、今後の研究開発に役立てたい」としている。

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