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驚異の的中率! 「次の大統領」を当て続けてきた大学教授がいた:世界を読み解くニュース・サロン(3/3 ページ)
米国の大統領選が終わった。多くの米メディアは「クリントン有利」を伝えていたが、トランプの勝利を予測していた大学教授がいる。「そんなのたまたまでしょ」と思われたかもしれないが、過去の大統領選でも当ててきたのだ。その教授はどんな手法を使って……。
今回の選挙から学ぶべきこと
米保守系Webメディアのブレイトバートは「2016年の大統領選では有権者がトランプ支持を公然と表明したがらない現象がある」と指摘していた。大統領選の結果は現在の世論調査とは違う結果になると指摘していたのだ。
そしてそれが現実になった。大手メディアではなく、保守系で規模の小さいメディアが勝者を的確に予測し、著名な大物の大学教授ではなく、あまり知られていない教授が、勝者を言い当てる――。
大手メディアも大物大学教授も今回の選挙から、学ばなければならないことは少なくないだろう。
筆者プロフィール:
山田敏弘
ノンフィクション作家・ジャーナリスト。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版に勤務後、米マサチューセッツ工科大学(MIT)でフルブライト研究員を経てフリーに。
国際情勢や社会問題、サイバー安全保障を中心に国内外で取材・執筆を行い、訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)がある。
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