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コンビニ商品をスマホで撮影すれば情報表示 セブン&アイとNTTが実験

セブン&アイとNTTは、商品の画像をスマートフォンで撮影すると、ブラウザに商品説明を表示するサービスの実験を開始した。

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 セブン&アイホールディングスとNTTは11月11日、コンビニエンスストアの棚に陳列してある商品をスマートフォンで撮影すると、原材料や食物アレルギーなどの情報を表示するシステムの共同実験を開始すると発表した。

 商品ラベル上の「7&i」ロゴをスマートフォンのカメラで撮影すると、ブラウザ画面に商品説明・原材料・アレルギー情報などが表示される。外国語表記にも対応する。11月中旬から来年1月下旬まで、都内のセブン-イレブンで実施する。

 客が商品の原材料や食品アレルギーの情報を知るには、商品を手に取って裏面を確認する必要があり、商品・衛生管理上の問題があった。包装紙のスペースが限られているため、複数の言語に対応することも難しかった。

 実験では、NTTグループのAI(人工知能)関連技術「corevo」の1つとして昨年開発した、物体の画像を高精度で認識・検索し関連情報を提示するアングルフリー検索技術を応用する。

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アングルフリー検索技術の概要
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実験するサービスの利用イメージ

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