ニュース
コンビニ商品をスマホで撮影すれば情報表示 セブン&アイとNTTが実験
セブン&アイとNTTは、商品の画像をスマートフォンで撮影すると、ブラウザに商品説明を表示するサービスの実験を開始した。
セブン&アイホールディングスとNTTは11月11日、コンビニエンスストアの棚に陳列してある商品をスマートフォンで撮影すると、原材料や食物アレルギーなどの情報を表示するシステムの共同実験を開始すると発表した。
商品ラベル上の「7&i」ロゴをスマートフォンのカメラで撮影すると、ブラウザ画面に商品説明・原材料・アレルギー情報などが表示される。外国語表記にも対応する。11月中旬から来年1月下旬まで、都内のセブン-イレブンで実施する。
客が商品の原材料や食品アレルギーの情報を知るには、商品を手に取って裏面を確認する必要があり、商品・衛生管理上の問題があった。包装紙のスペースが限られているため、複数の言語に対応することも難しかった。
実験では、NTTグループのAI(人工知能)関連技術「corevo」の1つとして昨年開発した、物体の画像を高精度で認識・検索し関連情報を提示するアングルフリー検索技術を応用する。
関連記事
- “人間らしい”顧客対応ができるAI NTTコムが提供開始
NTTコミュニケーションズは日本語を理解し、必要な情報を自ら聞き出すなど“人間らしい対話”ができるAI(人工知能)「Communication Engine COTOHA」の提供を31日から始める。 - ハウステンボス、「変なホテル」を全国展開 TDR近くに2号棟
ハウステンボスは「変なホテル」を全国展開する。 - JR東、IoT・AI導入を本格化 20年後見据えた技術戦略を策定
JR東日本が、IoTやAI、ビッグデータなどを活用した技術戦略を策定した。リスク管理や列車運行の円滑化をはかり、20年後までの確立をめざす。 - 人間対AI「囲碁電王戦」再び 趙名誉名人と「DeepZenGo」が真剣勝負
ドワンゴが「第2回囲碁電王戦」を11月19日から開催。囲碁AI「DeepZenGo」とプロ棋士の趙治勲名誉名人が、ハンディなしの真剣勝負を行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.