ミニストップは、ペッパーフードサービスが展開するステーキ店「いきなり!ステーキ」監修の新商品を13日から販売する。
新商品は計5品。弁当の「アンガスビーフステーキ重」(税込798円)と「ワイルドビーフハンバーグステーキ」(同598円)に加え、おにぎりやハンバーガーなどの創作メニュー3品を用意した。
アンガスビーフステーキ重は、「いきなり!ステーキ」の看板メニュー「リブロースステーキ」の味を再現。厳選したアンガスビーフを使用し「実際の店舗で提供されている肉と同じ柔らかさになるように仕上げた」(ミニストップ)という。
「ワイルドビーフハンバーグステーキ」も同様に、同店のハンバーグを再現した。ハンバーグの中心部分と外側で肉の挽き方を変え、中心部分には大きな肉塊を入れた。「肉々しさが一番の特徴。レンジで加熱するとジューシーな肉汁が楽しめる」(同)
商品開発担当の堀田昌嗣さんは「12月は弁当がよく売れる時期。寒くなると消費者は味の濃いものや、ガっツリしたものを購入する傾向が強くなるので、いま一番勢いがあるステーキ店の力を借りて仕掛けようと考えた」と説明する。
「近年は、男性だけでなく20〜30代の女性でも肉を好んで食べる人が増えてきている。今回だけで終わらず、第2弾、第3弾も企画していきたい」(堀田さん)
ペッパーフードサービスの一瀬邦夫社長は「『いきなり!ステーキ』は順調に店舗数を伸ばしており、知名度も高まっている。しかし、実際に食べたことがある人はまだまだ少ない。今回のコラボ企画は、多くの人に『いきなり!ステーキ』の味を知ってもらえる良い機会になる」と期待している。
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