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ホンダ、ミャンマーでアフターセールス事業:中古車増加に対応
ホンダは、ミャンマーで4輪車のアフターセールス事業を開始。ホンダ車の登録台数が増加している同国で、質の高いサービスの需要に対応する。
ホンダは12月19日、ミャンマーで4輪車のアフターセールス事業を開始したと発表した。整備などのサービスを行う施設をヤンゴン市内に開設。現地のパートナー企業が運営する。ホンダ車の登録台数が増加しているミャンマーで、質の高いサービスの需要拡大に対応する。
自動車整備などのノウハウを持つ現地企業、イースタン・ノヴァとホンダのタイの現地法人が業務契約を締結。イースタン・ノヴァがホンダの認定代理店として施設を運営する。
ミャンマーでは2011年の自動車輸入規制緩和以降、中古車の輸入が増えている。ホンダはミャンマーで新車販売事業を展開していないものの、これまでに約4万2000台のホンダ車が同国内で登録された。「フィット」「インサイト」「シビック」の3車種が全体の8割を占めるという。
12月17日に施設開所を記念する式典を開催。関係者らが出席した。
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