文部科学省が12月16日に発表した来春卒高校生の就職内定率(10月時点)は、前年同期比1.5ポイント増の74.9%だった。10月時点での就職内定率としては、7年連続で前年同期を上回り、23年ぶりに74%を超えた。
男女別に見ると、男子が76.1%(同1.3ポイント増)、女子が73%(同1.8ポイント増)。都道府県別では、富山県(88.1%)が最も高く、次いで三重県(86.9%)、愛知県(86.2%)、岐阜県(85.0%)、佐賀県(83.5%)──と続く。
一方、最も内定率が低くかったのは沖縄県(43.6%)。次いで、北海道(56.6%)、神奈川県(66.1%)、東京都(67.1%)、千葉県(67.7%)――と続いた。
調査は全国の国立・公立・私立の高校(全日制・定時制)に通う来春卒高校生107万9128人を対象に実施した。
関連記事
- いま“逆求人型”の就活が必要とされるワケ
いま“逆求人型”の就活が盛り上がりを見せている――。就活定番のイベントといえば合同企業説明会、いわゆるゴウセツ。しかしいま、こうした従来の就活スタイルを変える新しい風も吹き始めているという……。 - 大卒の就職率、過去最高 リーマンショック前を上回る
今春に卒業した大学生の就職率は5年連続で改善し、調査以来最高となった。 - 「2年前のままで良かった」学生困惑 経団連、採用選考解禁を6月に前倒し
経団連は、現在大学3年生の採用選考の解禁時期を2カ月前倒しの6月にする方針を発表した。 - サラリーマンの平均年収 今年一番多くもらった業種は?
今年のサラリーマンの平均年収は?――インテリジェンス調べ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.