今春卒の大学生就職率は97.3%と前年を0.6ポイント上回り、5年連続で改善したことが文部科学省と厚生労働省の調査で分かった。
リーマンショック前の2008年(96.6%)を上回り、1996年の調査開始以来最高だった。厚労省は「ここ数年景気が上向いており、企業の採用意欲が増している」と説明している。
男女別では、男子が96.7%(0.2ポイント増)、女子が98%(1.1ポイント増)、文理別では、文系が97.1%(0.6ポイント増)、理系が98.2%(1ポイント増)だった。地域別では中部地区が98.3%(1ポイント増)と最も高かった。
調査は全国の国公立、私立大学の62校から抽出して実施した。
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