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「ディスっても大丈夫」法が成立、書くよ!:世界を読み解くニュース・サロン(4/4 ページ)
米国で、興味深い法案が成立した。「消費者レビュー公正法」である。あまり聞き慣れない言葉だが、一体どういった法律なのか。
口コミを注意しながら営業
ただすでに述べた通り、一般ユーザーはそんなことおかまいなしに、レビューを信頼し、かなり参考にしている。日本でも口コミサイトを参考にしている人は多いはずだ。サービス提供側が「書き込み禁止」条件を付けた話は聞かないが、今後、そんな問題も起きるかもしれない。
とにかく、米国では、今回の「消費者レビュー公正法」で否定的コメントを書くことが法律で保障されることになる。サービス提供側は引き続き、口コミを十分に意識・注意しながら商売を続けなければならなくなる、ということだ。
筆者プロフィール:
山田敏弘
ノンフィクション作家・ジャーナリスト。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版に勤務後、米マサチューセッツ工科大学(MIT)でフルブライト研究員を経てフリーに。
国際情勢や社会問題、サイバー安全保障を中心に国内外で取材・執筆を行い、訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)がある。
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