マツダは2月2日、主力スポーツタイプ多目的車(SUV)の新型「CX-5」を発売した。予約開始から1月末までの1カ月半で、月間販売計画台数(2400台)の3.8倍に当たる9055台を受注したという。
人気のクロスオーバーSUVを2012年の発売以来初めてフルモデルチェンジ。外観デザインの変更やインテリアの改善、車両運動制御技術「G-Vectoring Control」による操縦安定性と乗り心地の向上などを図っている。
受注のうち、上質さを高めた「L Package」グレードが49%、安全装備を充実させた「PROACTIVE」グレードが47%。ボディカラーは、彩度や深みを増した新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」が31%、リアルな金属質感を実現したという「マシーングレープレミアムメタリック」が17%だった。
顧客からは「インテリアの質感が高い」「大人の印象になったエクステリアデザインが魅力的」「新色のソウルレッドクリスタルメタリックがつややかで美しい」──といった声が寄せられており、「洗練された力強さを表現したデザインに、多くのお客から共感をいただいている」としている。
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