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ラオックス、一転赤字に “爆買い”失速客単価は4割近く落ち込む

ラオックスの前期は一転、赤字に。

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 ラオックスは2月3日、2016年12月期通期の業績予想を下方修正し、これまで12億5000万円の黒字としていた営業損益が一転、9億円の赤字になる見通しだと発表した。インバウンド需要が失速し、販管費を吸収できない見込みになったため。

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“爆買い”失速の影響をこうむった=ラオックスのWebサイトより

 売上高は従来予想から25億円減の625億円を見込む。15年12月期実績(926億円)からマイナス33%の大幅減収となる。来店客数は堅調だが、平均購買単価が15年12月期末の3万3820円から、16年12月期末には2万2344円に落ち込んだ。

 販売強化に向けた広告宣伝費増、新規出店による固定費増を吸収できず、赤字に転落する。最終損益は15億5000万円の赤字を見込む(前期は80億7900万円の黒字)。

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