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大和ハウス、新卒採用に「再チャレンジ」導入 熱意を評価:面接に落ちても復活
大和ハウスが、2018年卒を対象とした採用活動に「再チャレンジ選考」を導入。入社意欲の高い学生の人となりを見極める狙いがある。
大和ハウスは3月16日、2018年卒を対象とした採用活動において、面接で落選した学生に再挑戦の機会を設ける「再チャレンジ選考」を導入すると発表した。同社が採用面接を開始する6月1日から適用する。
再チャレンジに回数制限は設けておらず、落選した学生は何度でも面接を受けることが可能。同社の採用人数が上限に達した時点で選考を締め切る。面接に不慣れだが、高い入社意欲を持つ学生の人となりを見極める狙いがあるという。
技術職を志望する学生は1次面接〜最終面接、営業職を志望する学生は2次面接〜最終面接の各ステップで同制度を利用できる。
同社は、「何かに挑戦して失敗した場合でも、その壁を乗り越えようとする積極的な精神と強い意志を持つ学生の採用につなげたい」としている。
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