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てるみくらぶ破産に連鎖 「自由自在」も営業停止関連会社にも影響

破産手続き開始決定を受けた格安海外旅行会社「てるみくらぶ」に連鎖し、関連会社で海外旅行ツアーを販売する「自由自在」が営業停止に。

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 破産手続き開始決定を受けた格安海外旅行会社「てるみくらぶ」に連鎖し、関連会社で海外旅行ツアーを販売する「自由自在」が3月27日、営業を停止した。


自由自在が営業停止

 自由自在は2005年に設立され、てるみくらぶの山田千賀子社長が代表取締役を兼任。現在、Webサイトには営業停止の告知と、ツアーの手配ができない旨が掲載されている。

 東京商工リサーチによると、負債は現在調査中。自由自在の顧客に対する、日本旅行業協会(JATA)の弁済業務保証金限度額は7000万円。

 てるみくらぶは27日に自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。負債総額151億円のうち、99億円が一般旅行者約3万6000人の旅行代金だが、JATAによる弁済は総額で1億2000万円が限度のため、大半が返金されないおそれがある。

 グループを束ねる「てるみくらぶホールディングス」傘下には、てるみくらぶと自由自在に加え、ハワイ、グアム、韓国、台湾、ベトナム、セブ島の現地法人がある。東京商工リサーチによると、てるみくらぶの申請代理人事務所は、「自由自在を含むてるみくらぶ以外のグループ会社の法的整理について、3月28日時点で受任していない」と話しているという。


てるみくらぶも27日にWebサイトで破産を告知している

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