アサヒ飲料は、庫内温度を従来から4度下げ、約1度の「強冷」で飲料を提供できる自動販売機を5月から設置する。夏場に炭酸飲料をより爽快に楽しめるといい、年内に5500台を設置する計画だ。
同社によると、ユーザーが炭酸飲料に求めているのは炭酸の強さと爽快さ。飲む温度を下げることで爽快に味わえるとして自販機メーカーに提案し、共同で開発した。
「三ツ矢サイダー」「カルピスソーダ」「ウィルキンソン タンサン」など、炭酸飲料を中心に強冷で販売する。
昨年には常温(約20度)で提供できる自販機も展開。身体の冷えを気にする人などにニーズがあり、3月末までに約200台を設置し、常温飲料の売り上げが約2割を占める設置先もあるという。
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