ニュース
大京、郵便受けと一体化した宅配ボックス開発:複数の荷物を同時収容
大京とフルタイムシステムが、郵便受けと一体化した宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を開発したと発表。
不動産デベロッパーの大京は4月11日、宅配ボックスメーカーのフルタイムシステムと共同で、郵便受けと一体化した宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を開発したと発表した。2018年3月から大京が施工する首都圏と北海道の5物件に設置を始め、同年4月から全国の10物件に導入範囲を広げる予定。
郵便受けとの一体化により、異なる事業者から届いた複数の荷物を同時収容できる点が特徴。社会問題化しつつある、宅配物の再配達を防止する狙いだ。
全体では、入居者に個別に割り当てた宅配ボックス50個と、全戸共有の宅配ボックス20個を組み合わせた構造になっているため、入居世帯に対して120%と高いカバー率を実現したとしている。
両社はそれぞれの販路を通じ、既存の物件にも導入を提案していく。
関連記事
- 玄関と一体化、室内から受け取れる「宅配ボックス」登場
ミサワホームが、「玄関一体型宅配ボックス」を開発。宅配事業者の負担軽減と、利用者の利便性向上が目的。 - パナの宅配ボックス発売延期 需要急増で追いつかず
パナソニックの宅配ボックス「COMBO」の新シリーズが、急激な需要の増加に対応できないため発売を延期する。 - 1回で受け取れば楽天ポイント 日本郵便と再配達削減で連携
楽天と日本郵便は、再配達の削減に向け連携を強化する。 - コンビニ受け取りでポイント 日本郵便、再配達削減で
日本郵便が、宅配便「ゆうパック」の再配達を削減するキャンペーンを発表。コンビニなどで受け取った顧客に各種ポイントを提供する。 - ヤマト運輸、Amazonの当日配送撤退か
宅配最大手のヤマト運輸が、アマゾンジャパン(Amazon.co.jp)の「当日配送サービス」の受託から撤退する方針だと一部報道機関が報じた。夜に配達しなければならない荷物が増えており、従業員の負担が増しているという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.