仮想通貨「ビットコイン」でガス代の支払いができるサービスをbitFlyer(東京都港区)が年内に開始する。複数のLPガス販売事業者と提携し、決済方法の整備を進める。
決済の仕組みは、伝票にQRコードを記載し、顧客がスマートフォンの決済アプリで読み込む方法や、顧客のビットコイン口座から自動で引き落とす方法などを検討中という。
提携するLPガス販売事業者は、アイ・エス・ガイデム(千葉県船橋市)、カナジュウ・コーポレーション(神奈川県横浜市)、日本ガス興業(静岡県沼津市)――など計5社。
「今後は、都市ガス事業者や、東京都内のガス会社とも提携を進めていきたい」(広報担当者)としている。
bitFlyerは、ビットコイン取引事業の国内最大手(シードプランニング調べ)。家電量販店大手のビックカメラにもビットコイン決済システムを提供している。
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