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神戸アニメストリート、不払い問題を謝罪:多数の「踏み倒し」被害訴える声も
「オタク文化の発信地」として知名度も高かったが、多数の関連会社への不払いが発生していたことが明らかになっていた神戸アニメストリート。運営会社の社長が謝罪した。
出展社への売上金不払い問題が指摘されていた神戸アニメストリート(兵庫県神戸市)が4月22日、不払い問題があることを認め、「大きなご迷惑をおかけしたこと、さらに不適切な対応をとったことは大きな間違いだった」と謝罪する文章をWebサイトに発表した。
神戸アニメストリートは再開発地区「アスタくにづか」(神戸市長田区)内に2015年3月にオープンした、オタク文化を発信する施設。神戸アニメストリート社が神戸市の地域活性化プロジェクトの一環として事業委託を受けていた。レンタルショーケース、スタジオ、プラモデル工房、アニメスタジオのショップのほか、期間限定でイベントを開催できるスペースを備えていた。
オタク文化の発信地としての知名度も高かったが、最近になって取引会社である「創作工房」から「イベント売上金が未払いで、再三問い合わせたが、1年半以上振り込みがない」という声が上がったのをきっかけに、ほかの取引会社に対しても不払いが発生していたことが明らかになっていた。
謝罪文で岸健介社長は「私自身のあり方を根本的に見直していく中で、このまま私がこの神戸アニメストリートの運営を続けることは許されないと判断している」としている。
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