ニュース
トヨタ、日産、ホンダなど燃料電池車普及で協業へ:水素ステーション整備へ
トヨタ、日産、ホンダなど11社が燃料電池車の普及に向け、水素ステーションの本格整備で協業を検討。
トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業など11社は5月19日、燃料電池車(FCV)向け水素ステーションの本格整備に向けた協業を検討すると発表した。年内に新会社を設立し、水素ステーションの整備・運用を進めたい考えだ。
2020年度までに水素ステーション160カ所の整備とFCVの4万台普及を掲げる官民目標の実現に向け、普及のネックになっている水素ステーションの本格整備をオールジャパンで加速させる。
11社はトヨタ、日産、ホンダのほか、JXTGエネルギー、出光興産、岩谷産業、東京ガス、東邦ガス、日本エア・リキード、豊田通商、日本政策投資銀行。
FCVはトヨタが「MIRAI」、ホンダが「FCX」を販売しているが、水素ステーションは全国約90カ所程度しかなく、普及のネックになっている。
関連記事
- ホンダ、GMと新会社 燃料電池共同生産へ
ホンダは、米ゼネラル・モーターズ(GM)と、燃料電池システムを生産する合弁会社を設立。 - トヨタ、燃料電池トラック事業化へ 米国で調査開始
トヨタ自動車は、燃料電池を大型トラックに搭載するための事業化調査を米国で実施すると発表。 - ホンダ、充填圧力高めた小型水素ステーション設置 FCVの走行可能距離を750キロに
ホンダは充填圧力70Mパスカルの高圧水電解型水素製造設備「70MPa スマート水素ステーション」の実証実験を開始したと発表。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.