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リミックスポイント、株主にビットコイン配布 400万円相当:株主との関係強化が目的
システム開発や電力事業を手掛けるリミックスポイントが、株主に総額400万円の仮想通貨「ビットコイン」を配布すると発表。
システム開発や電力事業などを手掛けるリミックスポイント(東証マザーズ上場)は6月2日、株主に仮想通貨「ビットコイン」を無償配布すると発表した。配布総額は400万円。「株主とのリレーションをより強固にすることが目的」という。
100株の保有を1口とし、1口につき10円相当のビットコインを入金する予定。ビットコインの受け取りには、同社子会社でブロックチェーン企業のビットポイントジャパンに口座を開設する必要があり、有効口座開設数が5000以上の株主には1口につき12円相当のビットコインを付与するという。
8月30日午後4時のビットコイン取引相場を踏まえて配布額を正式決定し、8月31日に口座に入金する。
リミックスポイントは最近、子会社のビットポイントジャパンが国内大手コンビニチェーンとビットコイン決済の導入で協議中などと報じられ、株価が急騰している。
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