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メルカリ、社員にアプリ料金など月1万円まで補助:開発・企画に生かす
メルカリがサービスの企画や開発に関わる社員を支援するための制度「Mercari Tech Research」を開始。海外視察費の全額負担や、有料アプリや課金のための費用を補助する。社員が最新のサービスやアプリを体験することを促す。【訂正】
フリマアプリを運営するメルカリは7月10日、サービスの企画や開発に関わる社員を支援するための制度「Mercari Tech Research」を開始すると発表した。サービスやアプリを体験するための海外視察費の全額負担や、有料アプリや課金のための費用を月に1万円まで補助するという。
社員が海外の最新サービスやアプリを体験し、業務に生かすことができる環境整備が目的。7月から新制度を実施する。メルカリによると、「既存サービスの改善や新サービスの企画に関わる社員においては、日本国内だけでなく世界中のサービス・アプリを実際に体験しインプットを得ることと、得た知見をアウトプットすることを重視している」という。
同様の制度を実施している企業は、サイバーエージェントグループのゲーム開発会社ジークレストなどがある。メルカリは充実した人事制度「merci box(メルシーボックス)」で知られており、妊活や認可外保育園支援も行っている。
【訂正:2017年7月11日午後4時10分 初出よりタイトルを変更しました】
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