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会計ソフトのfreeeがクレカ発行 会計データを審査資料に:中小企業なども審査通りやすく
freeeとライフカードが、事業用クレジットカード「freeeカード」の発行を9月に始める。
freee(フリー)とクレジットカード企業のライフカードは7月24日、9月から事業用クレジットカード「freeeカード」の発行を始めると発表。同日から事前登録の受付を開始した。ターゲットである個人事業主や中小企業の従業員向けに、クレカ発行の際に独自の審査基準を設けている点が特徴だ。
カード発行を希望する企業がfreeeの製品「クラウド会計ソフト freee」のユーザーである場合は、同ソフト上に記録されている決算データなどを審査資料として使用する。審査では創業後の年数を不問とするため、これまでは設立年数の浅さを理由にカード会社の審査を通りにくかったベンチャー企業などにも、経営状態が良ければカードを発行するという。
freeeカードの年会費は無料で、最大50枚まで発行可能。決済限度額は50万円以上であれば自由に設定可能だ。最大4枚まで発行可能な下位プランの「freeeカード ライト」、2000円の年会費を払うと全国の26空港でラウンジサービスが受けられる上位プランの「ゴールドカード」も別途設ける。
カード保持者には、(1)オフィス備品の割引購入サービス、(2)スーツなどビジネス衣料の割引サービス、(3)弁護士、税理士、社労士への無料相談サービス――など、ビジネスで役立つ特典も提供していく予定。
同社は「今回の取り組みを通じて、日本のスモールビジネス決済におけるキャッシュレス化の促進に尽力する」としている。
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