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ファミマ「炭火焼きとり」、発売1カ月で累計3000万本突破:期間限定「ハラミタレ」を投入し強化
ファミリーマートの「炭火焼きとり」が発売約1カ月で累計販売数3000万本を突破。期間限定で「ハラミタレ」を投入し、ラインアップを強化する。
ファミリーマートは8月2日、レジ横で販売している総菜商品「炭火焼きとり」が、6月27日の発売から約1カ月の8月1日に累計販売が3000万本を突破したと発表した。ファミリーマートは炭火焼きとりシリーズを年間で2億本売り上げることを目標としており、8月には期間限定で新商品「炭火焼きとり ハラミタレ」を発売する。
炭火焼きとりは、サークルK・サンクスで人気商品だった「焼きとり」のノウハウを生かしリニューアルした商品。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社は中食(コンビニやスーパーなどで弁当や総菜を購入し、家で食べる)市場に注目しており、焼き鳥などのチキン系の総菜は各社が“看板商品”として力を入れている。17年1月に発売したローソンの「でか焼鳥」は、5月時点で累計3000万本を突破した。
ファミリーマートの焼き鳥は「かわ」「もも」(タレ/塩)の4種を展開。ラインアップをさらに強化するために、期間限定で「ハラミタレ」を投入する。宮崎県、鹿児島県、沖縄県を除く地域で販売し、東北(福島県を除く)、関東、静岡県東部では8月1日から、その他の地域では8月8日から発売する。価格は119円(税別)。
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