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神社擬人化ゲーム「社にほへと」開発中止:神社本庁から批判
DMM.comが、“神社を擬人化する”との趣旨に批判の声も上がっていたゲーム「社(やしろ)にほへと」の開発を中止すると発表した。
DMM.comは9月11日、ゲーム配信プラットフォーム「DMM GAMES」で今夏リリース予定だった新作「社(やしろ)にほへと」の開発を中止すると発表した。「正式サービスを行うためのクオリティーの確保と、お客さまへの安定的なサービスの提供に支障があると最終的に判断した」という。
同タイトルは住吉大社や厳島神社など日本の神社を思わせる擬人化キャラクター「社巫女(しゃみこ)」が登場する対戦ゲームで、「女神転生」シリーズなどで知られるゲームクリエイターの鈴木一也さんが監修を担当。中島愛さんや小清水亜美さんら人気声優陣の起用も予定しており、3月15日の発表後約1カ月間で10万人超の事前登録者を集めていた。
しかし4月上旬、ゲームの趣旨に対して神社本庁が不快感を示していると一部が報道。ネット上でも批判の声が高まっていた。
同タイトルは4月下旬、事前登録について「緊急メンテナンス」に入り、プロモーション活動や事前登録者の受け付けを停止。再開しないまま、正式リリースを待たずに開発終了となった。
同社は「サービス開始をお待ちいただいたお客さまに、多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりおわび申し上げる」と謝罪。事前登録で集めた顧客情報を全て削除するとしている。
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