次どうするのか 絶対に負けられないボクサーの村田諒太:赤坂8丁目発 スポーツ246(4/4 ページ)
10月22日、ボクシングの村田諒太が王者のアッサン・エンダムに挑む。因縁のリマッチになるわけだが、村田はどのような思いで戦い、対戦後はどのようなプランを考えているのか。
ラスベガスのリングに立つことができるのか
2015年5月にラスベガスのリングで行われたフロイド・メイウェザー(米国)対マニー・パッキャオの「スーパーファイト」はPPV(ペイ・パー・ビュー:有料コンテンツに料金を支払って視聴するシステム)の売り上げ記録を大幅に更新し、日本円にして約460億円を叩き出したという逸話も残されている。そのうちメイウェザーのファイトマネーが1億2000万ドル(約143億円)、パッキャオは8000万ドル(約95億円)と言われていることからも分かるように、ラスベガスのリングで成功を収めた「スーパースター」たちは人もうらやむ“ミリオンダラーマン”に上り詰める権利も手にする。
村田はエンダムにリベンジを果たし、栄光のラスベガスのリングへ再び上がることができるのか――。その先々に待つアメリカンドリームを手中に得るためにも絶対に敗戦は許されない。
臼北信行(うすきた・のぶゆき)氏のプロフィール:
国内プロ野球、メジャーリーグを中心に取材活動を続けているスポーツライター。セ・パ各12球団の主力選手や米国で活躍するメジャーリーガーにこれまで何度も「体当たり」でコメントを引き出し、独自ネタを収集することをモットーとしている。
野球以外にもサッカーや格闘技、アマチュアスポーツを含めさまざまなジャンルのスポーツ取材歴があり、WBC(2006年第1回から2017年第4回まで全大会)やサッカーW杯(1998年フランス、2002年日韓共催、2006年ドイツ、2010年南アフリカ、2016年ブラジル)、五輪(2004年アテネ、2008年北京、2017年リオ)など数々の国際大会の取材現場へも頻繁に足を運んでいる。
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