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バスルームに「3つのトイレ」があるホテルに潜入した:水曜インタビュー劇場(手錠公演)(2/5 ページ)
オランダのアムステルダムにちょっと変わったホテルを取材することに。なにが変わっているのかというと、バスルームに間仕切りのないトイレが3つもあることだ。なぜ3つもあるのかというと……。
部屋に大型スクリーンを設置
現地に到着後、ホテルの担当者が部屋を案内してくれることに。施設の屋上に「BOTEL」と書かれたオブジェが設置されているが、実は一文字一文字が客室となっている。そのなかで、個人的に興味を引かれた3つの部屋をご紹介しよう。
まず、「E」の部屋。壁のクロス、カーペット、ソファ、デスク、カーテンなどが青色で統一されている。アムステルダムは運河が多い街なので、水をイメージした部屋なのかもしれない。窓も3方に設置されていて、眺望も悪くない。らせん階段を昇っていくと、踊り場のところにオープンタイプのバスタブがある。「なぜそんなところに?」「なぜ壁がないの?」と思われたかもしれないが、この部屋の特徴は浴槽につかりながら、ベッドで横になりながら「映像を見ることができる」のである。
さらに階段を昇っていくと、ベッドがある。そこから大きなスクリーンに映し出された映像を楽しむことができるので、「この部屋に泊まって、ずっと映画を見ていたい」という人もいるはず。記者も映画やドラマが好きなので、この部屋で泊まってみたいと思ったが、音響施設がもう少しよければなあと感じた。大きなスクリーンで見るのであれば、大きな音……できればいい音で聞きたいものだが、部屋に設置されていたスピーカーは小さく、ちょっとチープな音が残念であった。
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