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人気の「コンパクトホットプレート」、開発の舞台裏に迫る:あの会社のこの商品(4/4 ページ)
家電は高性能・高機能だけでは売れない。特に女性がメインで使う調理家電は、その傾向が強いといえる。BRUNOの「コンパクトホットプレート」は、ユーザーの多くが女性。一体、何が女性を引きつけているのだろか? 女性人気の高いホットプレート誕生の裏側に迫った。
香港を皮切りにアジアでの展開を強化
コンパクトホットプレートは今後、海外展開を強化していく。強化するエリアは、引き合いが増えてきたアジア。海外で販売されているのは現時点では香港、シンガポール、中国。台湾も販売に向けて動き始めており、韓国からも引き合いが来ている状態だ。星野氏によれば、香港でBRUNOブランドに対する関心が高いことがきっかけになり、アジアの国々から引き合いが増えたという。
一方、日本国内では男性の認知度を高め男性ユーザーを開拓することが、今後の事業目標の1つ。この12月に発売される17年秋冬の4つの限定色の中にも、チャコールグレーのような落ち着いた色合いのモノが含まれているが、これは男性ユーザー獲得を意識したモノでもあった。間瀬氏は、「男性にも買っていただきたいので、明るい女性向けだけでなく落ち着いた男性向けの色も用意しました」と言う。
男性の認知度の低さを考えれば、ユーザーを開拓する余地はまだ大きい。これまで通り女性ユーザーを大切にしつつ男性にも買ってもらえるようなライフスタイルを提案することが、今後のコンパクトホットプレートには求められているといえる。
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