2017年に生まれた赤ちゃん、人気が高かった名前は?――明治安田生命の調査によると、男子は「悠真(ゆうま)」「悠人(ゆうと)」「陽翔(はると)」がともに1位。女子は「結菜(ゆいな)」「咲良(さくら)」が1位だった。
3つの名前が1位となるのは、男女通じて1984年の調査開始以来初めて。同社は「女子も2つの名前が並んで1位となっており、多様性の表れといえそうだ」と分析する。
男子の4位は「湊(みなと)」、5位は「蓮(れん)」。新記録となる公式戦29連勝を達成したプロ棋士、藤井聡太4段の「そうた」も人気で、漢字表記は「壮太」「双尊」などさまざまだが、名前の読み方で2年連続2位にランクインした。
女子の3位は「陽葵(ひまり)」、4位は「莉子(りこ)」。植物にちなんだ漢字が全体的に人気で、「『花や草木のようにしなやかに生きてほしい』という親の思いが込められている」とみている。
明治安田生命は16年に「17年は、大ヒット映画「君の名は。」の登場人物にちなんだ『瀧(たき)』『三葉(みつは)』がランクインする」と予測していたが、どちらも圏外だった。
同社は「今年は『大和』『桜』などが上昇傾向にあったため、18年は『○○太郎』『雅』といった、日本らしいイメージの名前が人気になるかもしれない」と予測している。
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