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東京メトロ、バーチャル旅行アプリ「tento.」発表 通勤・通学を楽しく:移動距離に応じて景色が変化
東京メトロが、通勤・通学で移動した距離に応じてバーチャル旅行が楽しめるアプリ「tento.(テント)」をリリースする。
東京地下鉄(東京メトロ)は12月5日、通勤・通学で移動した距離に応じてバーチャル旅行が楽しめるアプリ「tento.(テント)」をリリースする。架空の旅行コースを周遊する設定になっており、会社や学校に行くたびにアプリ上で景色の変化が楽しめるという。利用料金は無料、iOSのみに対応。
アプリに自宅・勤務地・学校の最寄り駅を入力すると、通勤・通学ルートを自動的に算出する。通勤・通学時にアプリを起動して「チェックイン」をタップすると、移動距離に応じて旅行コース上を進む仕組みだ。
旅行コースは(1)東京マラソンコース、(2)国内の文学作品にまつわるコース、(3)海外の大陸を横断するコース――の3種類。当初は東京マラソンコースのみ選択可能で、クリアすると他のコースが選べるようになる。各コースを1度ずつクリアすると、隠しコースが選択可能になる。
米Googleのサービス「Google ストリートビュー」と連動しており、コースの進み具合によって周囲の風景が変化する。世界遺産などの有名スポットなどは「チェックポイント」として設定されており、通過するとアプリ内の「マイページ」に記録される。
チェックイン後2時間のみ、同じタイミングでチェックインしている他のユーザーと会話できるチャット機能も備える。発言内容は30秒で消去される仕様になっており、「旅先で偶然同じ電車に乗り合わせた人たちと交わすような会話をお楽しみください」としている。
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