就職・転職のリサーチサイト「Vorkers」は1月24日、社員が選んだ「働きがいのある企業ランキング2018」トップ50を発表した。トップ3には17年に引き続きセールスフォース・ドットコムとP&Gがランクインし、外資系企業が強さを見せた。
トップ10は以下。
- セールスフォース・ドットコム
- サントリーホールディングス
- プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)
- 伊藤忠商事
- 三井物産
- リンクアンドモチベーション
- プルデンシャル生命保険
- 三菱商事
- 旭化成
- リクルートホールディングス
「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「チームワーク」「20代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」の8つの評価項目点をもとに、Vorkersがランキングを算出した。
1位のセールスフォース・ドットコム(前回調査2位)は、組織体制や企業文化、ワークライフバランスでの評価が高い。2位のサントリーホールディングスも「『やってみなはれ』の文化が根強く残っており、若手が活躍できる風通しのいい環境」という声が寄せられた。
年収などの待遇の厚さで知られるキーエンスは13位。働き方改革の問題で揺れた広告代理店業界からは、博報堂が34位にランクイン。官公庁では、特許庁が20位に付けた。
2016年7月1日〜17年12月31日の期間中、Vorkersに投稿された社員・元社員によるレポート回答約4万9000件を集計した。
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