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子どもの習い事は「なんとなく始める」のが一番もったいない 月謝以外にもお金はかかる:マネーの達人(2/3 ページ)
子どもの習い事、なんとなく決めていませんか? 月謝以外の費用を考慮し、ゴールを設定してから決めることをおすすめします。
月謝以外にかかる費用がないかを確かめる
先に述べたように月謝以外にかかり続ける費用がある習い事もあります。
学習教室などのお勉強系の習い事では教材費、そろばんなどであれば進級試験の費用、習字教室では墨汁などの消耗品代、水泳教室では進級時のワッペンなど、小さいながらもほそぼそと追加料金が発生する場合は意外と多いものです。
もちろん、道具やユニホームが傷んだり小さくなったりすれば買い替えが必要ですし、発表会で衣装や参加料、チケット代などがかかったりすることもあります。高額な衣装や発表会の費用で思い浮かぶのはバレエですが、お値段も手頃なそろばん教室や水泳、武道などでも、進級試験を受けるたびに費用がかかるということもあります。
また、スポーツ系に多いですが、遠征費や大会費用などもあります。例えば、月謝の安い子ども向けのフラダンス教室といったカルチャー系の習い事では、大きな会場での発表の参加費や衣装代、またその発表のための練習用CDの代金など毎月のようにほそぼそとお金がかかり、結局月にかかる費用は月謝の倍というようなこともありました。
加えて盲点になりやすいのが交通費です。歩いて通える近場であればよいですが、バスや電車などの公共交通の料金、自家用車で送迎する場合はガソリン代や駐車場代などがかかる場合もあります。これらのコストを踏まえて、習い事の費用は比較したいものです。
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