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キリン「のどごし STRONG」 1週間で2000万本販売:高アルコールが人気
キリンビールの「キリン のどごし STRONG」が発売から1週間で2000万本を販売。好調の理由は?
キリンビールは、1月23日に発売した「キリン のどごし STRONG」(オープン価格)が、1週間で年間目標の約2割となる2000万本(350ミリリットル缶換算)を販売したと発表した。
同商品は「キリン のどごし」シリーズの新商品。アルコール度数7%の高アルコールが特徴で、キリンビールは「低価格で飲みごたえがある」コストパフォーマンスの高さが好調の要因だと分析している。
また、「節約志向の高まりで、アルコール度数の高い商品が人気だが、同時に『味には妥協したくない』という人も多い。独自の『高発酵技術』によって、力強い飲みごたえがありながら、すっきりとした後味を実現した」(キリンビール)という。
近年、消費者の節約志向により「手ごろな価格で酔いたい」というニーズが高まっており、「キリン 氷結 ストロング」など、高アルコールの「RTD」(缶酎ハイやカクテルなど)市場が伸び続けている。
こうした背景から、サントリービールが2017年7月に「頂〈いただき〉」を発売し、アサヒビールが「アサヒ グランマイルド」(18年4月から発売)を発表するなど、ビールメーカー各社がビール類でも“ストロング系”を打ち出し始めた。
キリンビールは「キリン のどごし STRONGの売り上げの次第で、今後、高アルコールビールの種類を拡充させていく可能性もある」と説明。
「ビール類市場に『ストロング』という新カテゴリーを創造し、ユーザーの期待に応えていきたい」(キリンビール)
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