ニュース
三菱地所、農業ビジネスに参入 高糖度ミニトマトを通年栽培:新会社「メックアグリ」設立
三菱地所は3月13日、農業ビジネスに参入すると発表した。有機倍土の製造や農業コンサルなどを手掛けるオーガニックソイル(東京都中央区)とは新会社を設立。糖度の高いミニトマトを栽培し、通年販売する。
三菱地所は3月13日、農業ビジネスに参入すると発表した。有機倍土の製造や農業コンサルなどを手掛けるオーガニックソイル(東京都中央区)とは新会社を設立。糖度の高いミニトマトを栽培し、通年販売する。
新会社は「メックアグリ」。 資本金は4億円で、出資比率は三菱地所が90%、オーガニックソイルが10%。
高糖度トマトの需要は拡大傾向にあり、通年栽培による安定した収益に加え、東京・丸の内の飲食店や分譲マンションの住民に供給するなど、自社事業との相乗効果が見込めるとしている。
3月から千葉市でハウスの建設を始め、6月から栽培を始める計画。当面は太陽光利用型環境制御ハウス2棟で、オーガニックソイルが開発した有機肥料による高密度ミニトマトの通年栽培を行い、年間80トンの生産と販売を目指す。
光センサーによる糖度別選別を行うことで糖度を保証したブランド野菜として大手量販店や飲食店、ネットショップなどに販売していく。
関連記事
- トヨタ・マツダ、米国に新会社 カローラ・クロスオーバーの生産拠点に
トヨタ・マツダが、米アラバマに合弁会社を設立。正式稼働は2021年を予定しており、新たに4000人の従業員を雇用する。約16億米ドルで、両社が折半出資する。マツダの相原真志執行役員が社長に就く。 - キユーピーが「うずら卵」値上げ 飼料高騰、農家減少
キユーピーが、家庭用・業務用のうずら卵商品の価格を12月1日出荷分から値上げすると発表。 - じぶん銀行、「AI外貨自動積立」を開始
KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同出資するネット銀行、じぶん銀行は3月11日、人工知能(AI)を活用した外貨普通預金の自動積立サービスを開始した。AIを活用した外貨自動積立のサービスとしては邦銀初。 - JTBグループが「声優の養成」に本格参入 新会社設立
JTBグループがアニメ・声優事業に本格参入する。 - リコー、コカ・コーラボトラーズ株式を売却 約560億円
リコーが、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスの全株式を約560億円で売却すると発表。商用・産業印刷事業の成長を図る狙い。構造改革遂行のための「聖域なき見直し」の一環という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.