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「ヤフオク!」出品が17年ぶり無料に 利用者拡大目指す有料会員のみ設定変更可能

ヤフーが「ヤフオク!」の仕組みを変更。「Yahoo!プレミアム」に登録していないユーザーでも無料で出品できる仕様にした。さらなるユーザー獲得を図る狙いで、出品機能の無料化は17年ぶりという。

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 ヤフーは3月19日、オークションサービス「ヤフオク!」の制度を変更し、月額有料会員「Yahoo!プレミアム」に登録していないユーザーでも無料で出品できる仕様にした。フリマアプリ「メルカリ」などの台頭に対抗し、さらなるユーザー獲得を図る狙い。出品機能の無料化は17年ぶりという。

 「Yahoo! JAPAN ID」への登録と本人確認は別途必要。無料となるのは公式アプリ上で出品する場合のみで、Webブラウザで行う場合は従来通り有料となる。iOS版アプリには実装済みで、Android版は近日中に対応する予定。無料出品した場合も、落札システムの利用料金(落札価格の税込10%)は発生する。

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「ヤフオク!」が出品方法を変更

 無料で出品するユーザーは、オークションの終了日時が翌日午後9時〜午後11時のみとなるなど、一部設定がヤフーが推奨する値に固定されている。匿名配送や商品画像の登録(最大10枚)なども無料となる。

 「Yahoo!プレミアム」に登録済みのユーザーは、オークション終了日時の延長、複数の配送方法の選択――といった各種設定の変更が可能。落札システム利用料の割引といった特典も受けられる。

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有料・無料会員の違い

 仕組みの変更に合わせ、ヤフーは同日から段ボール箱(税込240円〜1000円)などの梱包資材をEC(インターネット通販)サイト「LOHACO」で発売。CtoCサービスの課題となっている、面倒な梱包作業の手間を解消するとしている。

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