「たこ焼き器」、近畿では3人に1人が持っている:生活家電の所有動向
生活家電選びで重視するポイントはランニングコストが安く、高品質なモノ――日用品流通の情報システムを運営するプラネットがまとめた生活家電についての意識調査でこんな結果が出た。
生活家電選びで重視するポイントはランニングコストが安く、高品質なモノ――日用品流通の情報システムを運営するプラネットがまとめた生活家電についての意識調査でこんな結果が出た。
自宅にある生活家電については1位が冷蔵庫(93.2%)、2位が炊飯器(87.0%)、3位がエアコン(86.9%)など、衣食住に関連する白物家電が上位。17位にコーヒーメーカー(35.6%)、18位に空気清浄機(35.1%)、21位に加湿器(29.1%)など、必須ではないが快適に過ごすための家電も約3割が所有していた。
地域差もあり、近畿地方では36.1%が「たこ焼き器」を所有。暖房は石油ストーブなどが一般的な北海道ではエアコンの所有率が17.8%と極端に低かった。空気清浄機は、関東が37.2%、近畿が36.3%など、都市圏で高かった。
比較的裕福な層が多い「会社役員・経営者」の場合、空気清浄機や加湿器、洗濯乾燥機、フードプロセッサー、コーヒーメーカーなどの所有率が高かった。定年退職者は扇風機の所有率が90.0%と高く、「“高齢者はエアコンが嫌い”というイメージ通りの結果」だったとしている。
購入する際に価格以外で重視することについては、「電気代が安いこと」(60.7%)が1位に。日常的に使うこともあって、家計にやさしいかが最も重視されていた。2位「長く使えること」(37.3%)、3位「メーカー・ブランドが信頼できること」(35.8%)、4位「日本製であること」(24.8%)――と続き、家電の品質に対する関心が高いこともうかがえた。
同じ質問で女性の回答に注目してみると、家事が楽になることも重要なポイントのようで、男性より「家事の時短になること」は5.3ポイント、「メンテナンスが楽なこと」は4.9ポイント高かった。
調査は2月7〜23日にかけてインターネット上で実施し、3628人が回答した。
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