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人気アプリ「つみネコ」旧運営元が破産 音楽アプリ参入が裏目に:「ウタエル」リリースも収益減
人気ゲーム「つみネコ」旧運営元のビースリー・ユナイテッドが破産。負債総額は約4688万円。同タイトルとライセンスビジネスで成長したが、音楽事業参入に伴う投資が大きな負担となり、資金繰りが悪化した。
帝国データバンクによると、スマートフォン向けアプリ開発のビースリー・ユナイテッドが3月22日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約4688万円。同社は2016年まで、猫のキャラクターを積み上げて高さを競う人気ゲームアプリ「つみネコ」を運営していた。
同タイトルの運営は別会社「株式会社つみネコ」に譲渡され、現在も続けられている。
06年2月創業。当初はスマホ向けゲームアプリ開発事業と、ゲームに登場するキャラクターのライセンス事業を展開していた。「つみネコ」シリーズは09年にリリース後、累計150万ダウンロードを突破。同タイトルのキャラクターを活用したライセンス商品も販売され、12年12月期には1億500万円の売上高を計上していたという。
ただ、14年に新規事業として参入した、ユーザーにカラオケで歌いやすい音程の楽曲を日替わりで紹介するアプリ「ウタエル」への投資が負担に。16年12月期の売上高も3500万円に落ち込み、資金繰りが厳しくなっていたという。
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